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*** イーピーアール *** イーピー アール 20070131
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はちゅうるいせいかつ
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書籍あれこれ
今日は初めて見る飼育本を購入した。洋書を千石先生が監訳したもので、これがナカナカ良さげ。B5版200ページで4725円という思い切った買い物の記念に、僕が所有している爬虫両生類の飼育本たちもついでに徹底解剖!!!!! 購入者の立場で自分勝手に吠えまくります。
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siikunyumon.jpg爬虫両生類飼育入門(緑書房)

イギリス爬虫両生類学者であるヴァレリー・デイヴィスとロバート・デイヴィスによる共著を千石先生が監訳した飼育入門本。
餌や照明・ケージといった飼育の基本と、科ごとの飼育方法(トカゲならアガマ・アゴヒゲトカゲ・ウォータードラゴンといった感じ。代表的な種にはQ&A方式のもう一段階踏み込んだ解説も)の2部構成。翻訳本ということで、和書とはまた一味違った印象を受ける。

<ここが素敵>
・まだしっかり読んでいないので何とも言えない部分はあるが、カタログ的な要素を減らし、飼育に関する記述の割合を増やしている点において、他の"浅く広く"の入門本とは一線を画しているように思う。
・爬虫両生類の書籍が少ない国内で、手軽に外の情報を知るにはもってこいかも。
・面白い写真が多い。

<ここはちょっと…>
・先にも書いたが、フルカラーとはいえ、A5サイズで4700円は高い。9割カタログになってしまっている本に金を出すよりは100倍マシだが、機嫌の良い日でなければ買っていなかったかもしれない。
・ちょっと古い。発刊年が1998年だから、9年も前の本だ。ちなみにオオトカゲの項目はすっぽ抜けている。
・どうでも良いといえばどうでも良いが、中身のセンスの良さに比べるとカバーデザインがいただけない。せっかく大枚はたくんだから、もうちょっと考えてほしかった。

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vguide.jpgビバリウムガイド周辺(マリン企画)
■季刊ビバリウムガイド
爬虫類飼育の今を伝えるビバリウムガイド。業界(キモい言い方…)に全然詳しくないので”多分"だが、飼育情報誌の世界では最もメジャーな雑誌ではないだろうか。豊富な写真と分かりやすい文章は「飼育=たのしい趣味」というスタンスの表れだと思う。

<ここが素敵>
・この類の雑誌は定期的に出してもらえるだけでありがたい。これからも頑張って下さい。
・研究者ではなく、飼育者の視点で書かれた記事。読みやすくてタメになる。
・加藤英明氏の現地リポート。隣の晩ご飯の爬虫類飼育版、My Vivarium Style。どちらも面白い連載だが、この2つが共存しているのがこの雑誌のすごいところ。爬虫類飼育ってそもそもこういうものなのかもしれないけど。

<ここはちょっと…>
・良くも悪くも冨水明氏の雑誌である、という点。氏=ビバリウムガイドだと思うので否定はしたくないが、あまりにも自分を前に出しすぎている。毎号登場するグラサン姿、笑えない内輪ネタと執筆の苦労話はセンスが良いと言えず、時に不快。
…でも頑張り屋さんのこの人は、爬虫類飼育という趣味になくてはならない存在なのだ。複雑。

■ビバリウムガイドNo.33
ビバリウムガイドの特別版で、「飼育カタログ」という表題の軽さが勿体ないくらいの名書。収録種数515に加え、代表的な14種の飼育法が絶妙なバランスで網羅されている。
風呂で読む用と陸用にに2冊買ってしまったリーズナブルなお値段(¥1470)も魅力的。文句ありません。

■大蜥蜴世界
クリーパーからビジュアルガイドが発刊されるまで、国内では唯一無二のモニター本だった大蜥蜴世界。
34種のモニターと2種のドクトカゲを約90ページ(フルカラー)で紹介し、残りの14ページ(白黒)が飼育法となっている。野生下の様子や、インドネシアのファームも短いながらも紹介されており興味深い。

残念なのは、飼育について書かれた部分があまりにもお粗末なこと。マニアを満足させることは難しいにしろ、モニターのことを何も知らないビギナーが読んで不安を感じるってどうなんだろう?
普通なら発刊当時の状況を鑑みて「しょうがないか」となる話だが、言い訳と自分への賛辞で埋め尽くされた格好悪いあとがきのせいで、そうもいかなくなってくる。
たしかに「飼育法は個人々々が見つけるもの」に違いないが、飼育書はその選択肢を増やすためのツールではないのか。また、「ホントはいろいろ知ってるけど、あなたの部屋の状況知らないので書きません」なら、他の書籍でもそのスタイルを貫くべきだ。

という感じでボロカスに書いてしまったが、今でも貴重な書籍であることには変わりなく、何度も読み返した一冊なのは確かだ。後述するビジュアルガイドと意見が相違している部分もあり(エサに関する考えなど)、読み比べてなるべく多くの情報を得る為にもビギナーなら標準装備になってくるはず。

■はじめてのヘビ コーンスネーク
コーンスネークの品種を豊富すぎるくらいの写真で紹介し、飼育法・繁殖についても初心者にとっては十分に、そして丁寧に書かれている。次々と品種が誕生するコーンスネークなので、もしかしたら古くなってしまう類のものかもしれないが、それは大蜥蜴世界とは違った意味でのことであり、良い本。

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creeper.jpgクリーパー周辺(クリーパー社)
ビバリウムガイドが飼育の楽しさを伝える雑誌なら、クリーパーはその奥深さを伝える雑誌だ。
薄っぺらい本から漂う硬派な雰囲気と文章主体の構成は、時に僕のようなおバカさんを置いてけぼりにする。一方、欲しい情報に関しては深く知る事が出来るため、自分が飼っている種の特集が組まれた時に買うというスタイルが正解なのかもしれない。ちなみに最近買ったのはNo.25とNo.26。モニター飼育について書いてある。

<ここが素敵>
・各種の繁殖レポートは他にない詳しさで、思わず夢をみてしまうこともしばしば。「アカメアマガエルって殖せんねや〜。」みたいな。
・賢そうな気分に浸りたい時、そっと開いてみるのに最適。
<ここはちょっと…>
・いらない号はまったく読まないので特にないが、あえて言うなら、やはり専門的すぎる場合があること。先日、シシバナヘビの飼育法を調べようと思い、「ペットとしてのシシバナヘビ」なる記事が載ったNo.20を購入したが、種の見分け方について延々書かれていただけで(吻端板の形がどうとか、体鱗列数が何枚とか)、飼育に関しては全く触れていなかった。こういうことが知りたい人向けの雑誌だろうから文句は言わないが、せめて「How to distinguish into Heterodon Latreille(合ってるか知りません)」とかにしてくれてたら見向きもせずスルーしてたのに…。

■爬虫・両生類ビジュアルガイド オオトカゲ&ドクトケゲ

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疲れた。ものすごい長文だ。「ドクトカゲ」が「ドクトケゲ」になってしまったところで、続きはまた今度。

(最後まで読んでくれた奇特な方、どうもありがとうございました。)
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